X-Forwarded-For

当ページでは、HTTPの「X-Forwarded-For」ヘッダの概要、働きについて紹介しています。

X-Forwarded-Forヘッダの概要

ロードバランサやプロキシサーバなどの中継機器を経由してWebサーバに接続する際、クライアントの送信元IPアドレスをWebサーバに伝える役割を持つHTTPのヘッダ。
HTTPリクエストメッセージのヘッダ部に「X-Forwarded-For:<IPアドレス>」と記載することで利用する。複数の機器を中継する場合は、IPアドレスをカンマ区切りで追加していく。

X-Forwarded-Forヘッダが必要な理由

ロードバランサなどを利用している場合、「行き」と「戻り」のパケットが同じ経路を通る必要がある。 X-Forwarded-Forヘッダが無ければ実際の送信元が分からず、どの経路を通るべきかが分からなくなってしまう。
 

参考情報