BCheckでBurpSuiteのでカスタムスキャンを実施する手順
BurpSuiteには独自定義のスキャンを実行できる機能(Custom scan checks)があります。
当ページではBCheckというスキャン内容を定義できるプログラミング言語を使って、カスタマイズしたスキャンを実施する手順についてまとめました!
BCheckとは
BCheckは、Burp Suite Proに組み込まれたカスタムの脆弱性検出ロジックを記述・実行するための機能です。
YAML形式で記述されたチェック定義ファイル(BCheckファイル)を使用します。
BCheckファイルには、リクエストの送信、レスポンスの解析、脆弱性の判定などのロジックを記述します。
BCheckを利用したカタムスキャンの実施手順
ここでは、既存のBCheckコードのテンプレートを使い、カスタムスキャンを実行する手順を説明します。
- 「Extensions> Custom scan checks」タブから「New」をクリックし、「From templete」へ進みます。
- 「BCheck mode」タブを選択し、任意のテンプレートを選択し、「Create using this template」をクリックします。
- スキャン実行したい任意の通信を選択した状態で右クリックし、「Send to Custom scan checks editor」をクリックし、Custom scan check editorへ通信を登録します。
- スキャン対象の通信にチェックが付いている状態で「Run test」をクリックするとスキャンが実行されます。