Googleアドセンス審査に落ちたので徹底対策した(多言語サイト)
当サイトとは別のドメインになるのですが、初めて多言語(日本語&英語)サイトでGoogleアドセンス審査に挑戦したので、合格するまでのログを残しています。
「有用性の低いコンテンツ」という理由で、合格するまでに審査に3回落ちました。
私は当サイト含め、過去他の多数サイトで審査に合格していて対策には自身があったのですが…なかなかスムーズに合格できずに色々と試行錯誤しました。
細かい対策も徹底した結果、2023年7月に審査4回目で合格しました。
何度も落ちた中で分析した事項や、対策した内容を一通り記載しておりますので、よかったらご参考にしてください。
審査対象のサイト概要実施した対策基本の対策(審査1回目)再審査で実施した対策(審査2~3回目)画像の著作権対策カテゴリの整理・名前変更記事一覧ページの追加画像にALT属性とキャプションを設定審査時に特に見てもらいたい記事をサイトトップに固定プロフィール文の追加合格時の状況と考察不合格→合格時の変更差分合格時のサイト状況対策不要だったことおわりに
審査対象のサイト概要
今回アドセンス審査したサイトの概要は以下の通りです。
発信内容 | 動物の飼育に役立つ情報 |
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CMS | WordPress (Cocoon) |
運営期間 | 約7か月 |
その他特徴 | 多言語サイト(日本語&英語) |
ルートドメインで日本語サイト、パス「/en/」の配下に英語サイトを設置し、言語切替ボタンでサイト切替できる仕様としました。
実施した対策
基本の対策(審査1回目)
以下に挙げる基本的な対策を実施後、初回のアドセンス審査を受けました。
- 記事20記事以上(日本語・英語合計で)
- サイトマップ(sitemap.xml)の設置
- 両言語で以下のページをそれぞれ作成
- サイト概要ページ
- プライバシーポリシーページ
- お問い合わせページ
再審査で実施した対策(審査2~3回目)
審査の結果「有用性の低いコンテンツ」という理由で不合格でした。
2回目以降のアドセンス再審査で実施した内容を紹介します。
画像の著作権対策
他のサイトの画像をコピーして無断で自身のサイトに掲載するのは著作権違反です。
基本的にはフリー素材の画像および、自身で撮影した画像のみを利用するのが安全です。
私の場合は、説明のためにどうしても引用したい画像があったため、以下の事項を分かりやすくキャプションに明記するように修正を加えました。
- 著者名(運営者名)
- 引用元のページのタイトル
- URL
- 最終アクセスの年月日
カテゴリの整理・名前変更
不合格時、カテゴリ名は抽象的で何についてなのかが分かりにくいものが多かったと気づきました。
具体的に何について書かれているのかが分かりやすいネーミングへ変更しました。
また、あるカテゴリに紐づく記事が3記事のみだったので、5記事以上となるようにカテゴリを整理しました。
記事一覧ページの追加
sitemap.xmlは既に設置していましたが、ユーザ用のサイトマップページ(記事一覧)を作成しました。
画像にALT属性とキャプションを設定
当初、サイトで使っている画像には説明やメタ情報を追加していませんでした。
サイト全ての画像にALT属性とキャプションを追加し、アクセシビリティを向上させました。
審査時に特に見てもらいたい記事をサイトトップに固定
既に検索上位に表示されている記事(=Googleが価値があると判断している記事)をサイトのトップ(アピールエリア)に固定しました。
審査時に優先的に見てもらえるかもと思い、念のため設定しました。
プロフィール文の追加
自身のプロフィール文についても見直しました。
「権威性」をアピールできるように実績や職業情報を記載しました。
合格時の状況と考察
不合格→合格時の変更差分
3回目の不合格後に実施した事は以下の点だけで、2週間経ってダメ元で受けてみたら合格していました。残念ながら「これが原因で落ちていたんだ!」と明らかに分かる要素はありませんでした。
- 記事数:44記事→46記事
- 一番アクセスが多い記事に画像を追加
あくまで個人的な考察となりますが、以下のような点も審査に影響するのではと感じました。
- サイトの内容だけでなく、検索からのサイト流入数等も審査でみられているかも?
- 審査員によって合否判定に多少のブレがあるかも?
合格時のサイト状況
2023年7月に合格した際のサイトの状況は以下の通りです。
英語サイト側は6記事しか投稿していませんでした。おそらく言語別に別サイトと見なしての審査は行われていないのかと思います。
記事数 | 40記事(日本語)+6記事(英語) |
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アクセス数 | 検索ページ表示回数:平均2320回/日 検索でのクリック数:平均80回/日 |
対策不要だったこと
「他のアフェリエイトリンクは外しましょう」と書かれている記事も多いですが、私の場合は、もしもアフェリエイトやA8netで発行した広告リンクを掲載したままアドセンス審査に合格しました。
適切な場所・適切な量のアフェリエイトリンクは掲載していても問題とならないようです。
おわりに
多言語サイトでアドセンス審査を受けた際の体験ログをまとめました。
2023年は過去より審査がさらに厳しくなっているように感じます。
アドセンス審査では不合格の理由を明確に知る事ができないため、やはり思考錯誤して何度も挑戦するしかないのかなと思いました。
この記事の内容が少しでも合格へのヒントとなれば幸いです。